お知らせ

2016/02/23 保育塾  

【保育塾開催報告】子ども達にとっての”遊び”って?皆で考えました!

こんにちは。病児保育事業部の山崎です。先日行われた、保育塾の様子をレポートします!保育塾はフローレンスの全ての保育スタッフにひらかれた、学び合いの場です。今回は「遊び」をテーマに、全2回の連続講座として行いました。

◎第1回「子ども達にとっての”遊び”って何だろう?−理論編−」

第1回では、保育の中の「あそび」について、理論をはじめとして、座学とワークショップを中心に学びを深めました。子どもたちにとって遊びとはどのような意味を持つものなのか?そんなちょっと深いところにも足を踏み入れながら、自分の『遊び観』について考えていきました。

講義は、講師であるおうち保育園事業部森永の、「子どもたちにとって遊びとは何だと思いますか?」という問いかけからはじまりました。

「友達関係を築くきっかけとなるもの」

「集中できる」

「ものごとを考える力がつく」

「満足感を得られる」

「体力がつく」

「自分を知って、他人を知って、社会を知ること」等々

様々な声が上がります。さらに、森永は問いかけます。

「仮に、子どもが遊びを経験して何かを学んでいるとしたら、何を学んでいるのでしょう。」

「子どもたちが玩具で遊ぶのはなぜでしょう?」

「なぜあなたは、これで遊ばせたいの?」

このように森永の問い掛けと、他園のスタッフとディスカッションを重ねることで、自身の遊びに対する価値観を深めていきました。

最後は、「自身にとっての遊びとは何か」を、一文字で表して写真をパチリ。

◎第2回「子ども達にとっての”遊び”って何だろう?−実践編−」

続く第2回は、1ヶ月ほど時間をあけての開催となりました。その1ヶ月の間に、第1回の講座を受けて考えたことを、園に持ち帰り、実際に行動に移してみました。その感想のシェアから始まります。第1回で改めて考えてみた、自身の『遊び観』をベースに 遊びを見直してみると、また違った変化が見えたようです。

保育現場において「遊び」は大きなウェイトを占める活動です。しかし、「遊び」は、ともすればマンネリ化に陥りがち。今あるおもちゃでいつもと同じ遊びをするという発想だけではなく、保育者自身でゼロから考えて新しい遊びが出来るのではないでしょうか?それも、自身の保育観にもとづいて設計された素敵な遊びを。

そこで第2回は、廃材など、様々な素材を用意し、1から遊びを考えました。普段顔を合わせない他の園のスタッフと一緒に考えれば、新しい遊びも出来るのかも!?

まずはどの素材を使っていくか検討します。遊びを通じて子どもたちに学んでほしいことはなんだろうか・・そんなことを考えながら選んでいきます。

この写真は、考えた遊びを共有している所です。左のスタッフが持っているのは、電車ごっこに使うおもちゃです。この新聞紙の中に入って、電車遊びをするのですが、自由に動いてしまうと新聞紙が破れてしまいます。破れないように遊ぶことで、子どもたちの発達に繋がる、とプレゼンテーションしてくれました。

筆者も実際にワークショップに参加し、遊びを考えましたが、アイディアがなかなか出て来ませんでした。一方で、私以外の参加者は、次々と遊びを生み出していました。「遊びがマンネリ化してしまう」という、保育スタッフのニーズから始まった「遊び」についての保育塾でしたが、毎日子どもと接して遊びを真剣に考えている参加者たちのアイデアの豊富さに主催者側としては感心しっぱなしの時間となりました。

保育スタッフは、日々よりよい保育を目指して奮闘していますがその中で様々な壁にぶつかることもあるようです。例えば今回だったら、遊びのマンネリ化、です。保育に正解はなく、この試行錯誤は一生続くのだと思います。この保育塾も、「子どもたちによりよい保育」を、そんな気持ちに伴走し、応えていけるようなものに進化してゆかなければ、と気持ちを新たにしました。
(文責:病児保育事業部 山崎岳)