保育士 西澤 志乃 (ヘルプマン/2015年10月入社)

保育学校卒業後、幼稚園に2年間勤務。当初はパートスタッフとしてフローレンスに入社。3ヶ月間パート勤務した後に、フルタイムスタッフに転向。常勤スタッフの休暇代替として全園を巡回し働くヘルプマンとして勤務中。


幼稚園教諭から保育園勤務となって印象に残っていることは何ですか?


前職が幼稚園だったので、0・1・2歳しかいない『おうち保育園』で働き始めた頃に1番印象深かったのが「子どもたちがしゃべらない!動かない!」ということでした。 3〜5歳の子どもがいる幼稚園では、主なコミュニケーション方法といえば、“会話”です。 でも、『おうち保育園』では、それが通じない……はじめはどう接すればいいのかも、どうやってコミュニケーションを取ればいいのかもわからず、大変でした。


「どうやって子どもと関わろう……」と思いながら保育しているなかで、他の先生はどうしているのか観察する日々を過ごすうちに、ある先生の姿が目にとまりました。 その先生は、とにかく歌って子どもと接していて、周りにいる子どもたちがみんな笑顔で過ごしているのです。


「歌って接する方法があるんだ!」とそのときは衝撃的でした。でも先生をよく見ると、子ども一人ひとりとしっかり目を合わせて、常に笑顔で歌っているんですよね。「目を見て歌ってあげたら、言葉はいらないんだ」ということに気がついてからは、私も子どもの目を見て笑顔で過ごすようにしました。そうしたら、子どもも笑顔になってくれるようになってきて、今では、楽しく保育できています。


ヘルプマンのやりがいや魅力とは何ですか?


ヘルプマンは普段からずっと同じ子どもと一緒にいるわけではないので、子どもたちの様子やクセなどを把握しにくくて、保育をするうえで難しいこともたくさんあります。 でも、おうち保育園の先生たちは、どの園にいっても「できないならやるから貸して」ではなく、私ができるように“アドバイス”してくれます。 だから、私のスキルもアップして、どんどんいろんなことができるようになるし、巡回する中で、それを活かすこともできます。


また、ヘルプマンの強み、いろいろな園に行くこと。 たくさんの先生の保育を見られるので、参考になることだらけです。 その強みを生かして、私は各園でスキルを吸収したら他の園でそれを試して、まるで自分のスキルのように実践しています。 真似した先生が見ている前では、なかなか真似ってしづらいんです。だけど、それを巡回している他の園でならどんどん実践してみることができます。 各園の先生方を真似して試してスキルアップを図れるヘルプマンという立場を、とても気に入っています。


ヘルプマンという立場で孤独を感じたりしないですか? サポートはありますか?


とにかく本部の方も園にいるスタッフも、みんなやさしいです。 「どうしたら私が働きやすくなるか」を聞いてもらえるから本当に働きやすくて、気持ちよく働けています。


実は、ヘルプマンとしてデビュー後、少し経った頃に家族が倒れてしまい、長いお休みを取ったことがあります。


そのときは、まず本部へ家族が倒れたことを伝えました。「家族のことを優先してください」といってもらえたのですが、「人が足りなくて困っているからヘルプマンが必要なのだから休めない」と思って、結局翌日は出勤しました。


家族のことが気になりながらも仕事をしていたら、出勤した園のスタッフに「もし、このまま家族に何かあったら、後悔しない?こんなときだからこそ、家族についていてあげて」といわれ、考えを改めることになりました。


この言葉があったからこそ、思い切って長く休むことができたのだと思います。 今は、家族も回復して付きっきりの看護の必要がなくなったので復帰していますが、あのとき休ませてもらえたことはずっと忘れません。


おうち保育園のスタッフみんなの“やさしさ”を、肌で感じた出来事でした。


これからどんな保育をしたいですか? おうち保育園でどう働きたいですか。


私の課題は、“肯定言葉”だけで保育することです。 私はどうしても「ダメ」とか「いけない」という“否定言葉”で接してしまうのですが、できるだけ「こうしてみよう」「こっちはどう?」と“肯定言葉”だけで子どもに声掛けをしていきたいと思っています。


このことは保育士を目指していたときから目標としていることで、なかなか課題をクリアできないでいるのですが、常に意識して声掛けするようにしています。


ヘルプマンとしての働き方が今とても楽しいので、今後もヘルプマンを続けたいと思っています。でも、どこかの園に固定で配属になっても、おうち保育園なら楽しめると思っています。