保育士 松尾 翔史 (2015年4月入社)

新卒で石油販売会社に入社し石油製品の販売営業を経験。退社後、保育補助のパートをしながら、2014年12月に独学と週1回のスクーリングで保育士資格を取得。 2015年4月おうち保育園に入社。


おうち保育園に入ったきっかけを教えて下さい。


新卒で一般企業に就職して、石油製品販売の営業を約5年間していました。楽しく働いている中でも、「他社と比べて何銭安くできるか」というような価格競争に巻き込まれる仕事が続き、転職を考えるように。 「自分は何をしたいのか」「どういう仕事が向いているのか」について考えたり、転職サイトの診断などを受けたりして模索し、けっこう時間がかかりました。


そのころ「そういえば、高校3年生で進学を考えたときに保育士という選択肢も考えたな」と思い出したんです。結局、他にも興味のあることがあったので、当時は保育の道を選びませんでした。 ですが、改めて「自分がやりたいことは何か」と考えると「やっぱり保育士を目指したい」だったんです。 それで退職したあと、知り合いの紹介で保育補助のパートをしながら約1年間保育士試験の勉強をして保育士資格を取得しました。「保育士になる!」と決めてからは迷わず動けました。


当時のパート先は大規模園だったので、園児の数が多く、どうしても関われない子どもが出てくる。もう少し少人数での保育がないかなと思ってネットで検索しました。 条件は「小規模」。そこだけにこだわって一番最初に見つかったのがおうち保育園。 サイトをみて駒崎代表の思いや社会を変えようという活動をしている点に共感して、説明会に参加。入社に至りました。


おうち保育園ではどう過ごしていますか。小規模園ならではの保育とは?


入園した当時は私の顔を見ると泣いてしまった子どももいましたが、2年目となったいまでは「しょうせんせ~い」と抱きついてきてくれるので、かわいくて仕方ないですね。3名の担任をしていますが、日々すべての園児たちと関わるので、卒園や転園のときを想像したら「絶対泣く」と思います(笑)。


パートで働いていた大規模園では保育補助だったので単純には比べられないですが、今の小規模保育では12人という子どもたちを全員抱きしめることができる。特に対象としている0歳~2歳の時期はスキンシップも大切と言われる時期なので、午睡あけなどは「おはよう」と声をかけてかならず抱きしめるようにしています。


あと、保護者との接し方も、最初は引き継ぎ時にお子さんの今日あった「いいこと」を伝えなきゃいけないと思っていました。気負っていたんです。でも、「今日あったこと、ありのまま」を伝えればいいんだと徐々にわかってきました。


それから、先生たちとのコミュニケーションでも学ぶ点は多いです。 自分は話すのが上手ではないし、自己主張をする方ではないんですが、小規模保育園の場合、連携も大事なのでスタッフ間のコミュニケーションをとるのが大事だなと分かりました。 前は男性だけの職場だったので、女性が多い職場にかわってそういう変化への気づきが大きいです。


男性保育士という点で感じることや気づいたことはありますか?


女性保育士が多いので、通常は子どもたちに対して母親のような見守り方、支え方が現れることが多いと思います。その中で父親のような関わり方、父性が現れる場面があっても変ではないと思っています。 ちょっと大げさですが、第二のお父さん的な役割として何ができるか考えてきました。


そこで子どもと一緒に体を動かすことも大事かなぁと。ダイナミックな遊びが子どもは好きなんです。 夕方人数が少なくなると、マットを敷いて船やバスにみたてて動かしたりすると、汗だくになるんですが、子どもたちは大喜び。身体を使った遊びができるのは男性保育士の特権かもしれませんね。 また、こういう遊び方ができるのも小規模保育ならではだと思っています。


おうち保育園でのやりがいは何ですか? またこれからどんな保育をしたいですか?


今は(毎日の活動の中で)リーダーを担当していても、まだ緊張してうまくまとめきれていません。 みんなをひっぱるのが苦手で勉強中です。 でも活動の中で主体的に動くと子どもの笑顔や楽しんで遊ぶ姿をみれると嬉しいです。 園児への気配り、活動の流れ、予測をたてる目が先輩はすごい。見通しを立てて動くことが、自分はまだできない、先が読めないので、そこが課題です。


これからは、体を動かすことを大事にしたいのでリズム体操のレパートリーを増やしたいです。 子どもにとって乳幼児の今の時期、体を動かすことは成長にプラスになると思うので。 将来的には一時預かりを自分で運営してみたいです。 そのために色々な保育を学びたいので、担任という形にこだわらず全園を巡回して補助するヘルプマンとして色々な園での保育の仕方を学ぶことにも興味があります。 たくさんの子どもと接したい!各園での動きに順応、適応できるような保育がしたいです。